最長3年間!海外の産休・育休制度

最長3年間!海外の産休・育休制度


海外の産休・育休制度は日本よりもかなり長く、申請しやすいといわれています。
うらやましいその制度について、ちょっと覗いてみませんか?

出生率が上がったフランス、その理由は

フランスでは近年出生率が上がっていて、産休中の給与支給や様々な検査の無料化が大きく影響しているとのことです。産休は大概出産前6週間、出産後に10週間取れるので、日本とフランスでそこまで変わらない期間ですが、この期間は医師の判断によって延長が可能となっています。(出産後のみ13週間まで)しかも妊娠している期間は産休を取っていても給与は全額支給され、妊娠中の解雇が禁止されているので元のポストに戻れる安心感もあります。妊娠6ヶ月以降の検査はほぼ無料で、なんと出産費用も無料。

育休中にも給与支給があり、初めての子の場合は6ヶ月まで貰え、給与の保証がない休業なら、最長3年間も休業することができます。子供を産んでも経済的に困らず、キャリアの中断もないという、フランスの産休・育休制度はかなり進んでいるといえます。

意外に低い?アメリカでの産休取得率

年代ごとに増えつつあるアメリカの産休取得率ですが、アメリカではフルタイム労働者の産休取得率は意外に低く、35%程度です。産休を取得した期間も女性は4.5週、男性は2.3週ということで、決して長くありません。
日本の6週間+産後は8週間という数字に比べると、先進国であるはずのアメリカの数字の低さは驚きです。
この数字の理由は、休んでいる間の給与の補償がなく、つまり産休中は無給状態であることへの恐れがあるからのようです。そしてフランスと違い、仕事を長期間休むことでキャリアを失うかもしれないという考えから、短期間で職場に復帰せねばならないといった事情も関係しています。アメリカには、日本での産休取得率の低さとはまた違った問題があるようです。

お隣中国でも休業は短め

中国は共働きが当たり前の国ですが、産休・育休期間は比較的短め。法律で規定されている産前休業日数は15日、産後休業日数は83日なので、日本と比べてもかなり短い印象。ところが、日本での産休がたいてい無給なのに対し、中国の産休中は社会保険事務所からの給与支払があります。これは生育保険から支払われており、給与の金額は勤めている会社の社会保険基数の平均を適用して算定されます。
そして中国には産休はありますが、育休がありません。ただしお国柄なのか、家族によるサポートが大きいそうです。

記事まとめ

産休・育休期間は国によってかなり異なりますが、日本に比べて優れていると思える面もあれば、今一つと思う面も。
それぞれの民族的な習慣や、国の経済的事情も反映されているのかもしれませんね。

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